転職は自殺防止の観点からも重要

転職は自殺防止の観点からも重要

「自殺大国」日本

 残念ながら、日本は「自殺大国」です。OECDの統計によれば、先進諸国の中で日本は常に国民の自殺率がトップクラスになっています。このデータは、いかに物質的、経済的に豊かになろうとも、それだけでは人間は生きる喜びを享受できないことを如実に示しているのではないでしょうか。さらに言えば、日本の自殺率は、日本よりも競争が激しい、成果至上主義と言われがちなアメリカの自殺率の約2倍です。また、比較的若い20代や30代の自殺も多くなっています。これは何を意味するのでしょうか。

 

「選択肢のない国」日本

 日本は欧米先進諸国と比べて人生における選択肢がきわめて少ない異例な国と言えます。仕事という面だけを見ても、終身雇用という体系をとっているのは先進国では日本だけです。終身雇用であるため一度入った会社からは、どんなに社風が合わなくても、どんなにひどい仕打ちをしてくる人間が社内にいても、なかなか飛び出して転職することができません。「このまま一生この会社で嫌な思いをするのか」と絶望した人間が自殺という選択をしてしまうことも十分に想像ができます。人間が生きていくうえで何よりも重要なのは「多様性が尊重される」ということではないでしょうか。仕事の面でいえば、それは「容易に転職できること」、「たとえ失敗しても、再びチャンスが与えられること」に他なりません。

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